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生命科学研究所(DD専門)

君、死にたもうことなかれ

『 花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに 』

聞いたことがある人も多いだろうと思うが、これは百人一首の009小野小町さんの和歌である。
009小野小町さんなんて書くと超サイボーグっぽいが実際は9番目の和歌という意味。
そんな小野小町さんの詠った和歌の現代訳は以下となる。

『 花の色もすっかり色あせてしまいました。降る長雨をぼんやりと眺めるうちに 』

直接的な訳はこうなるのだが、小野小町さんの心情を言葉で表すとこんな感じになるらしい。

小野小町「わたしの美しさも、その花の色のように、こんなにも褪せてしまいました…」

つまり、どれほどの美貌を持っていたとしても老いという最大の病には決して勝てないと言っているのだ。
これは実に的を得ている。
人は成長することにより、更なる高みへとのぼることが出来るが、時間は無限ではない。
この世に生を受け、未だ見ぬ空へと飛び立った私たち人は、いつかイカロスのように地へと帰る。
蝋で出来た羽は溶けてしまうのだ。
それが早いか遅いかだけの違いでしかない。
だが、それが生きるということなのだろう。
同じ時代で様々な人と出会い、共に笑いあい、時には泣くこともある。
昔話の歌で「人間っていいな」と動物たちがガチリスペクトしていたように、天寿を全うすることこそ最高の恩返しと言えるのではないだろうか。
この広い大空を自由に飛び回り、その中で多くのものと出会い、そして、想いを積み重ねていく。
最高だな、人は!

長々とナルシストよろしく的に書き殴ったわけだが、つまり何が言いたいのかというと、ドールとそしてメイクと出会えて本当に良かった。
出会えたからこそ、俺は自分の一番好きな子をこうして生み出すことができたのだから。
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案の定、フクナガ所長は恐怖する

高所の魅力とは何だろうか。

 ①相手の布陣(配置)が基本的に丸見え
 ②相手からの攻撃は届かず、こちらの攻撃が届く(一方的じゃないか!)
 ③先手を打てる

以上のようにパッとあげるだけでも物事を優位に進めることが出来てしまう。
つまり、生き物が高所を求めてしまうのは弱肉強食の世界において必然的であり、仕方のないことといえるだろう。
よって、俺が今回山という高所を求めたこともまた、仕方のないことなのだ。

お、おだてられて登山を決意したわけじゃ絶対にないんだよ?
豚もおだてりゃ木に登る理論でえーちさんに誘導されたわけでは、決・し・て・な・い。


御在所岳①

登山とはいっても麓から頂上を目指して山頂アタックしたわけではなく、人類の英知を惜しみなく利用したえいちスペシャルな方法。
魔法を使うのにMPが必要なように、人類の英知を使うのにも当然代償が必要だった。
日々精神をすり減らしながら得た野口の旦那に永遠の別れを告げ、俺は駅を後にする。

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そこで、金紗は想いを馳せる

ダムと聞けばどのようなものを想像するだろうか。
俺の脳内にパッと浮かび上がったのは俗に言う砂防ダムだったわけだが、
同じダムでも用途が違うし、まったくの的外れなイメージ画像でしかなかった。
想像することこそ最強だと思っていただけに貧困過ぎた今回の脳内ダムはDELETE des DELETEな気分。
勢いで服買っちゃうよ!

情けないことに、少し時間を遡れば一度ダムでドル活していたわけだからそれを思い返せば良かっただけであり、
どの角度から見ても今回の自分はすべてにおいて残念だったといえる。

ともあれ、今回訪れたダムはすごかった。
なんというか、あれだ。
北海道はでっかいどーみたいな感じ?
高校の時の修学旅行で女子が広大な大地に向かって叫んでいたのを思い出した。
俺なら恥ずかし過ぎて泣いちゃうのにあの時の女子は鬼メンタル。略してオニメン。
超テンションすぎて拍手ボタンおしたくなっちゃう。
人の目とは違う上に俺の写真なので伝わるかは甚だ疑問だが、とりあえずこんな感じ。

徳山ダム②
注)ダムの写真です

うっわー・・・ダムっぽくねえ・・・(汗)
思わず注意書いちゃうレベルでホント焦る。
ちなみに反対側はというと──

徳山ダム①
注)ダムの写真です

いやーすごいダムっぽいよね。
水とか超出てるし。
手前のコンクリートで出来た坂は傾斜45度くらい。
スキーやスノボでは絶対におりたくない角度。
俺の腕では派手に吹っ飛ぶのが火を見るより明らかだし。
どうでもいい情報を開示してみた。

そんなチキンで臆病な俺は安全な道を静々と進む。


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三度、夜々は長野で雨に見舞われる

『二度あることは三度ある』

これは同じようなことが二度起きると、さらにもう一度繰り返されることがあるものだから
悪いことがまた起こらないように注意せよ、ということなのだが、
それをこの旅行に当てはめてみると以下のようになる。

『二日続けて天候が悪く、雨が降りまくったけれど、
 最後の三日目だけはそうならないよう注意せよ』

まあ言うまでもなく、注意しまくったところで自然現象がなくなるわけはない。
99%の努力と1%のひらめきが天才を作るというのならば、
1%の努力と99%の運がこの旅行の三日目の天候を作るのだ。
ちなみに1%の努力だからせいぜいテルテル坊主を吊るすくらい。
4人全員で吊るせば4%くらいにはなるが、四捨五入したら0%なのでほとんど意味はない。
なにそれ超理論すぎて逆に天才じゃね?と錯覚してしまう。

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想像以上に、夜々と浴衣と和室の相性が良い

物事において、ある程度の推測をたてて臨むのは自分にとって当たり前だ。
まったくのノープランでは行き当たりばったりになりかねないのがその理由。
なのでちょっとぶらっと散歩してみようだとか、
暇だしどこか出かけよう、なんてほとんど思わない。
目的があって初めて自分は動けるのだと自信を持って言えてしまうくらい出掛けない。
これはけっして出掛けるのが面倒くさいからとかそんなのではない。
いうなれば崇高な思考からくる行動理念。
悟りを開いたに等しいので、それまさに賢者の域。
攻撃も回復も自在に操っちゃう。

さて、夏の風物詩といえば何を想像するだろうか。
風鈴、花火、祭り、海などどれも季語として優秀すぎるくらいに『夏×2』している。
その中でも夏祭りは最強ではないだろうか。
夏祭りの中には、『花火・浴衣』と夏の夜が凝縮されている。
女の子の浴衣姿と花火は絶対正義だよ、と思うまである。

では絶対悪とはなんなのか。
世界に歯向かうこと、とか?
やだなにそれ、ちょっとかっこいいセリフ言ってみたみたいになってテンション上々。

絶対正義であるからこそ、この二つを引き離したくはないのだが、
さすがに花火は限定的であるから今回は断念するに至った。
ならば残る浴衣姿を大いに満喫しようと俺は2日目の着替えに取り組んだ。

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