生命科学研究所(DD専門)

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かちかち山 『第1話』

~ キャスト紹介 ~

おじいさん : カンナ
おばあさん : 柚希
ウサギ : おと
タヌキ : ジュジュ



~ シーン1 ~

むかーしむかし、あるところにおじーちゃんとおばーちゃんが住んでいました。
おじーちゃんは無駄な時間を心底嫌う超効率主義者で、おばーちゃんは信じられないくらいの恐妻でした。
ある日のこと、おじーちゃんが畑に行くと、いたずら者のタヌキさんがお芋を盗んで食べていました。

カンナ 爺 「・・・ちょっとそこのタヌキ」
ジュジュ タヌキ 「・・・(ぴくっ)」
カンナ 爺 「誰の許可を得てここで作物の収穫を行っているのかしら」

タヌキさんは声のした方にゆっくりと振り返ります。

ジュジュ タヌキ 「ここのイモはダメですね。土壌がやせ細って死んでいます。もみ殻を巻いて土壌改良を行った方がよいかと」

タヌキさんは何やら難しいことを言いました。
どじょうかいりょう??
それだったらウナギの方がいいかなぁ♪(゚▽^*)ノ⌒☆

カンナ 爺 「そう、教えてくれてありがとう。で、誰の許可を得て収穫しているのかしら」
ジュジュ タヌキ 「この時代に私有地という概念があったのでしょうか。私が思いますに、なかったのではないかと」
カンナ 爺 「・・・無許可決定ね。そもそも私は許可した覚えもないし」
ジュジュ タヌキ 「わ、わたしをどうされるおつもりですか!」
カンナ 爺 「急に慌てだしたわね・・・」
ジュジュ タヌキ 「あれですか! タヌキ汁ですか! 残念です、この世界でも食物連鎖の呪縛からは逃れられないのですね・・・」

よよよ、と膝から崩れ落ちたタヌキさん。
だいぶへこんでいるようです。
(わー・・・おねえちゃんに怒られてる時のわたしみたいだ・・・)

ジュジュ タヌキ 「・・・(キラン!)」

しかし次の瞬間、タヌキさんが脱兎(だつうさぎ)のように逃げ出そうとしました!

ジュジュ タヌキ (さらばです、愚かな人間よ!)
カンナ 爺 「フッ!!」
ジュジュ タヌキ 「あぁ・・・」

おじーちゃんは、タヌキさんが逃げ出すことを読んでいたようです。
逃げ出すタヌキさんに向かって近くに落ちていた食べかけのお芋をぶつけました。
なので、タヌキさんはよろけてその場に倒れました。

カンナ 爺 「さようなら、愚かな動物さん」
ジュジュ タヌキ 「・・・少しくらい手加減して欲しかった、です・・・・(がくり)」

おじーちゃんは倒れたタヌキさんをロープで縛りあげ、自宅へと連れて帰りました。


つづく──
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