生命科学研究所(DD専門)

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さるかに合戦(前編)

~ キャスト紹介 ~

さる : 柚希
かに : カンナ
栗 : 金紗
ハチ : ジュジュ
うす : おと


~ シーン1 ~

むかしむかし、とある所にさるとかにがおりました。
ある日、さるは柿の種を、かにはおにぎりを拾いました。
おやおや、かにの拾ったおにぎりに興味があるのか、さるがガン見しておりますよ。

柚希 「ちょっと、そのおにぎりって高菜?」
カンナ 「残念だけど高菜じゃないわ。梅ね」
柚希 (ま、梅でもいっか)
柚希 「実はさっきそこで種拾ったんだけど、これと交換しない?」
カンナ 「種? 何の種よ?」
柚希 「柿」
カンナ 「・・・微妙ね。野菜とかの方がいいんだけど」
柚希 「大丈夫。植えて世話すればすぐに大きくなるし。ていうか、大きくならないと進まないから」
カンナ 「・・・はあ、わかったわ。腑に落ちないけど交換してあげる」

やさしいかには、おにぎりをさるにあげて、柿の種をもらいました。


~ シーン2 ~

家に帰ったかには、さっそく柿の種を植えました。
植えた場所を訝しげに見ながらも、とりあえず成長をうながしてみるようです。

カンナ 「えーっと、なんだったかな・・・。あ、そうそう」
カンナ 「柿の種。早く大きくなりなさい。でないと芽をつむから」

するとどうでしょう。
するすると芽が出てきました。

カンナ 「やだ、この無駄のなさすごい」

かには感動を覚えました。

カンナ 「柿の芽。早く実をつけなさい。でないとハサミでちょんぎるぞ♪」
おと 「うわ・・・歌うカンナさんの違和感はんぱないです!」
カンナ 「ちょっと、うすの登場はまだでしょうが! しかもセリフもまったく関係ないじゃない!」
柚希 「おと」
おと 「ごめんなさい、すいません」

そんなやりとりをしている間に、芽は木になり、そしてたくさんの実をつけました。

カンナ 「やだ、ほんとすごい・・・。こんな速さで成果がでるなんて素敵だわ(うっとり)」
カンナ 「でも困ったわね。これどうやって取ればいいのよ・・・。木なんて登れないし・・・」

かには考えました。
そして答えを出します。

カンナ 「適材適所。木に登るのはさるの役目よね。どうせ暇してるだろうから有意義な時間を与えてあげようじゃない」


~ シーン3 ~

かにはさるの所へ行きました。
そんなかにの来訪にさるはひどく嫌な顔を見せております。

カンナ 「ねえ、さる」
柚希 「何、かに」
カンナ 「あなたの一番の見せ場が来たわよ」
柚希 「・・・・・・」
カンナ 「あなた、木に登りなさい! そして、わたしのために柿を取ってくるの!!」
柚希 「は?」
カンナ 「安心して。もちろんタダじゃないから。取った柿の一割を報酬として支払う用意があるわ」
柚希 「なんでそんなに偉そうだし」
カンナ 「施主だからよ」
柚希 「・・・はあ」
柚希 (まあいいわ。どうせかには木に登れないんだし。何も出来ずに悔しがる顔を上から眺めて楽しむことにしよっと)

さるは下衆だった。

柚希 「わかった、わかりました。木に登って柿を取ればいいんでしょ」
カンナ 「ありがとう、二つ返事で嬉しいわ」
柚希 「どういたしまして。それじゃ案内してくれる?」
カンナ 「ええ、ついてきて」

こうして、さるかに合戦の舞台は整ったのです。

後編へつづく──
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